ベルサイユ宮殿と凱旋門【パリ 2日目】
パリ2日目は「ベルサイユの薔薇」でおなじみ(?)のベルサイユ宮殿に行ってきました!
ベルサイユ宮殿は、王族が政治を行っていた時期に一番栄えていた時、当時の王であったルイ14世が「今までもこれからも造れないようなすさまじい宮殿を造ろう!!」という命令のもと作られた宮殿です。
まぁ、この後、ルイ14世の時期の王族たちの散財癖が続いたせいで、国が大赤字になり、民衆が激怒しフランス革命が起きちゃうんですけどね。支出と収入のバランスが大切ってことですね。
ベルサイユへは電車を使って向かいます。ここで初めてユーレイルパスが使える!
(*ロンドンではユーレイルパスが使えないのです。また、メトロも対象外なのです)
ユーレイルパスとは、ヨーロッパの主要国間の鉄道の移動が特定期間乗り放題になるチケットのことです(日本でいう青春18きっぷをイメージしてもらえれば)
ユーレイルパスにも国を限定する様々な種類があるのですが、今回は広く浅く回るのでヨーロッパの21ヶ国対象の「ユーレイル グローバルパス」を「1か月分」購入しました。
使い方としては。
① 最初に使用するときに駅員さんにパスポートと一緒に渡して、使用開始日時と終了日時、個人情報を記入してもらう
② その後、確認のスタンプを押してもらう
といった流れです。さっそく駅で記入してもらうために、チケット売り場に!
結構並んで(20分くらい)自分の番に。ちなみに、ユーレイルパスのいいところはチケット購入の際に並ばないでいいところもあります。
ふ「ベルサイユに行きたいんだけど、ユーレイルパスで(ユーレイルを見せる)」
駅員「はいはい、ユーレイルね。はい、これチケット、次」
ふ「あざーす」
あれ?記載してもらってない。。。
あまりの流れ作業に自分も記載してもらうことを忘れる。適当だな、おい。まぁ、ベルサイユで書いてもらえばいいや。
電車に揺られ、パリからベルサイユへ。ベルサイユの駅は改札に駅員がいないので、ユーレイルパス使用者は気を付けてください改札を開けるためのチケットをもらっておかないと、閉じ込められます。
駅から歩いて10分くらいで、ベルサイユ宮殿に到着!うぉー!すげー並んでる!!
ベルサイユ宮殿は
① 宮殿の内部(美術品とか当時の宮殿内の生活の様子が見れます)
② 庭とか離れの屋敷(マリーアントワネットが愛用していた家とかあります)
の大きく2つに分けられるんですが、宮殿の内部に入る列がすごかったので、最初は②を選択。
この日は庭の入場が有料の日で、入場料を取られる。。。くそぅ。。
って、庭でけぇぇぇぇ!!!!!
調べてみたら、この庭。1000ha以上と、東京ドーム220個分以上!だろうね!先が見えないもん!!しかも、当時はこの10倍以上の大きさだったんだって!!!
この時点で、ルイ14世の当時の権力に驚愕するとともに、ちょっと引く。でかすぎだろ・・・・
庭にある噴水。こんなのが何個もあります。
もう、噴水がでかすぎる。
庭の観光で見たかったのが、プチトリアノン!ここはルイ16世の王妃、かの有名なマリーアントワネットが普段の生活を行っていた場所!もともとはルイ15世の所有物だったんだけど、16世に代わってから、マリーアントワネットにプレゼントしたんだって。そこからマリーアントワネットが部屋の雰囲気を変更したと聞いて、どんだけ派手にしたんだろ。と興味があったんです!
プチトリアノンに行く途中のお土産屋さんで。
これ作った人、時代が時代ならマリーアントワネットに処刑されてたと思う。
ついたー!まずはグラントリアノン!
ちなみに、ここに行くまで歩いたら本当に疲れました。庭園内には移動用のレンタルサイクルやバスがあるのでそれを使うことを強くおすすめします。。。広すぎだよ。。。。。
中に入ると、おー!やっぱりシャンデリアは必須だよね!!
とりあえず、寝室とかサロンとか部屋数が多すぎて掃除とか大変だっただろうなぁと同情。
当時のベルサイユ宮殿の様子を描いた絵が並んでる廊下。豪華。ちょっと神話っぽくアレンジされてたのが、中世のヨーロッパだなぁと感じました。
いやー、すごい豪華だった!ここから少し歩いて、次はマリーアントワネット愛用の、プチトリアノン宮!!
ここで演劇をしたり、愛人とあいびきしてたんですって!!やーねー
見た目はさっきのグラントリアノンよりもシックなおとなしい感じ。
中に入ると、中庭が。
すごいけど、豪華というより、緑を基調とした見ていて落ち着きのある感じがする。
ルイ15世が使っていたビリヤードルームと、マリーアントワネットの壁画。マリーさん、表情がなんか悪い人みたい。
1階の廊下、えー、なんかシックな落ち着いた感じー。ヨーロッパぽくなーい
2階にあがる。ここもシャンデリアとかじゃないんだね。
寝室とか、さっきは赤を基調にした派手派手しい感じの寝室だったけど、こっちは白がメインでしっとりした雰囲気。
思っていたより全然派手ではなく、むしろ落ち着いた感じの建物でした。当時のフランス革命前の状態を保存しているらしいので、
① さすがに金がなくなって質素なものに変えた
② マリーアントワネット、そこまで派手付きではなかった
という2つの仮説が自分の中で生まれました。これは今後検証していきたいなぁと思います。
歩いて戻って(本当に自転車かバスをおすすめします)、次は宮殿に!昼過ぎには人もいなくなっていてスムーズに入れました。ちなみに、宮殿は日本語のオーディオガイドがあります。
はいっていきなり豪華な礼拝堂。
廊下にはいたるところに精巧な彫像が
そして、見事な絵画と天井絵もいたるところに。
素晴らしい、何かの神話に基づいて、フランスの栄光を主張する天井絵だったんだけど、詳しくは忘れちゃった
そして!ベルサイユ宮殿といえばここ!!「鏡の回廊」!!
すごいきらびやかで豪華絢爛って言葉がぴったり!こんなところで飲み会とかしたら酔えねぇわ
最後に、これまでのフランスの戦いの歴史を絵画で展示しているところに
女性騎士のジャンヌダルクの絵もあった。
ベルサイユ宮殿の内部も非常にでかく、全てを見切れませんでした!疲れはててしまいました(^□^.)
ただ、日本語のオーディオガイドがあってベルサイユ宮殿を作った流れとか当時の生活の様子など詳しく話を聞けて勉強になりました。週3日で宴会してたんだとよ、あいつら。
最後に、宮殿を。
入り口近くにあるルイ14世の銅像もしっかり撮っておく。
そんなこんなでベルサイユ宮殿観光終了!
この日は余った時間で凱旋門を観に行きました!
天気が良かった
凱旋門はフランス革命後、国を動かしていたナポレオンが、自身の力を示すために作成を命じたもの。
しかし、ナポレオン存命中に完成はせず、ナポレオンがなくなった後、遺体としてこの門を通ったとのこと。残念だったね。ナポレオン。
この凱旋門。こんな感じで道路の真ん中にあるので、
地下の階段から凱旋門の下に行くのですが、その階段を見つけるのにめちゃ苦労しました。
下から、今までみた門で一番でかいかもしれんわ
この日はこれで終了。盛りだくさんな1日で疲れ果てました(^□^.)