とりあえず世界一周っぽいことしているブログ

2015卒で4月から入社をしようとしていたのですが、会社から7月に入社しろと言われ一気に暇になったので世界一周もどきをしていたブログです。今は働きながら、昔のことを書いています。土日に更新する可能性が高いです。

モンサンミッシェルの3つの顔【パリ 3日目】

この日は海の上に浮かぶ塔・モンサンミッシェルに!

のだめカンタービレ」でその存在をしってから、パリに来たら絶対に行きたい!場所だったのです!


まずは、パリの新幹線、TVGでレンヌ駅に

 

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ちなみに、ユーレイルパスでTVGに乗るには予約が必要なのですが、この予約費が結構高い。安い席が空いてると9ユーロで済むけど、そうじゃないと18ユーロかかる。。。皆さん、予約はお早めに(てか、この予約制度本当に面倒だった)

 

レンヌ駅からはバスで移動。バスは予約とかしなくてもガラガラだったので大丈夫だと思います。ただ、本数が少ないので行きと帰りの時間は必ずチェックしてくださいね!自分の前のカップルが帰りの時間が都合があわず、断念してました・・かわいそうに

 

モンサンミッシェル近くのバス停についたら、そこからモンサンミッシェルまで無料のシャトルバスが出ています。

 

馬にも乗れる。これは有料。

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はい!そんなこんなで着きました!!!!海の上に浮かぶ塔・門サンミッシェル!!!

 

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って完全に干上がってるやないか―い!!!!!!!!

 

トリップアドバイザーで見たときから嫌な予感はしてたんだよぉぉぉぉ・・・

潮の関係もあるそうなんですが、近年は周りが海の状況になるには早朝や日没じゃにないとだめなんだって・・・うーん、ちょっと残念・・・


まぁ、しゃーないので、モンサンミッシェルの中に。


まず、中に入ると城下町のような景色が広がる。

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ものすごい数のお土産屋さんとレストラン(しかも高め)があります。


有名な「オムライス」のお店。

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プラールおばさんって人が始めたオムライス屋さん。調べたら、量を多く頼まなきゃいけなくて高くなる、かつ、あんまおいしくない、とのこと。オムライス1つに4000円以上かかるって聞いたよ。

 

んで、調べてたら東京にも支店があるみたいだから、そこに食べにいこーと思って、今回は入りませんでした。東京ってすごいね。


さて、このモンサンミッシェル

①大聖堂
②要塞
③刑務所

の3つの役割を果たしてきました。


当初は、「ここに大聖堂を造りなさい」という天使ミカエルのお告げを聞いたオベールさんがモンサンミッシェルを建設。

 

ちなみに、Wikipediaからの引用

  • 708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けたが、悪魔の悪戯だと思い信じなかった。再び同じ夢を見たが、また信じなかった。ついに3度目には大天使はしびれを切らし、今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、オベールは稲妻が脳天を走る夢を見た。翌朝、オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が開いていることに気づいて愕然とし、ここに至って大天使ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を作ったのが始まりである。

 

オベールよく生きてたな

 

その後、イギリスとフランスの100年戦争の際には、海から攻めてくるイギリス軍を撃退する要塞として、


その後は囚人を閉じ込めておくための刑務所としての役割を果たしていました。

 

この3つの観点でモンサンミッシェルを見ていこうと思います。

 

 中に入って、城下町を抜けると、お墓らしきものが

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このうちの1つに先ほど述べたプラールおばさんのお墓もあるとのこと。探すのめんどいんで探してないですw

 

こんな道を渡って頂上に向かう。西洋のお城って感じですね。

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ただ、この道のり、上がったり下がったりして非常に迷いやすい道のりでした。これは攻め込む時や脱走するときに、しっかり道を把握できていないと大変だなと感じました。逆に、なんで大聖堂作るのにこんな道のりにしたんだ。。

 

途中でツアーガイドをもらう。日本語のツアーガイドがあったんでよかった!

 

大聖堂に到着!頂上にいるのは大天使ミカエルです。

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彼は堕天使ルシファーとの戦いに勝利したことから、戦いの神としてあがめられているとのこと。100年戦争の時も、そういう感じで戦士たちの士気をあげてそうですね。ミカエルがついてんだー、的な

 

中はこんな感じ。

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落ち着いた雰囲気が好きです。続いて、中庭。

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こちらは、柱を少しずらすことで奥行を出しているんだって。建築のこういうこと考える人たちってすごいよね。

 

こちらの大車輪は、修道院内で荷物を運ぶ際に使っていたもの。6人がかりで動かす。

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当時の修道院での修行している人たちの勉強部屋。光が全然入ってこないけど、勉強大変だっただろうに・・

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帰り道、ちょいちょい穴が開いているけど、ここから海の上の敵に向かって攻撃していたんだと思う。

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お土産屋の絵はがき。そう、これが見たかったのよ。

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せっかくだから、干上がった部分に降りて、モンサンミッシェルを見てみました!

 

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これは攻めきれない

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陸地に降りてわかったのが、普段は海なので、地面がぬかるんでいて非常に動きにくいんですよ。だから、イギリス海軍は攻め込む時に、近くに船は止められない(干上がるからね)し、遠くから歩いて攻めていくのも大変だし(ぬかるんでるからね。鎧着てて重いし)、ですごい大変だったと思う。

 

 

そんな感じでこの日はおしまい。モンサンミッシェルは移動のバスの時間の関係でどうしても、1日費やしてしまいますね。けど、個人的にはいろんな観点から見れる建築物でとても面白かったです!

 

南米で会った日本人の方は、夕方のモンサンミッシェルもおすすめと言ってました。1泊できる余裕があればしたかったですね!つぎでパリは最終日!